Interview
北陸軌道で叶えられた、理想の働き方。
夜勤だからこそ、育児参加もしやすい。待遇も整っていて働きやすい環境。
Hさん
職種経験:軌道工事経験16年目
所属:津幡レール溶接作業所
自分の仕事が、人々の生活を支えている。
母が元々鉄道関連の仕事をしていたのもあり、安定している会社というイメージがあって、高卒で北陸軌道の前身に入社しました。
仕事内容としては1年目から溶接の仕事を始めました。はじめは先輩と共に現場に行って仕事を見ながら覚えて。1年かけて資格を取ってからは、一人で仕事ができるようになりましたね。
溶接はある程度、センスが必要な仕事だと思います。手の感覚をもとに判断するような、いわば職人のような感覚がありますね。
今までで一番印象に残っている仕事は、福井で洪水があった際の線路復旧。
線路が剥がれてしまい、協力会社と共に1週間で復旧まで行いました。災害復旧は僕が働き始めてから2回しかないまれな仕事ではありますが、人々の生活に関わる仕事をしているのだと改めて実感しました。
直接誰かに喜んでもらうことはあまりない仕事ではありますが、休日などに楽しそうに出かけている人たちを見ると、自分の仕事が誰かの役に立てているのだと感じて嬉しくなります。
妻から「夜勤で助かる」と言われるほど育児と両立できる環境。
入社当時は夜勤など、就業時間の不規則な仕事に慣れるか不安でした。ただ、僕は元々夜遅くまで起きているタイプでしたし、1~2か月で慣れることができました。
むしろ今では、夜勤の仕事に魅力を感じています。1歳半の娘がいますが、子どもの迎えは夜勤前の夕方の時間に僕が担当。夕食作りを僕が担当することもありますし、朝ごはんも夜ごはんも家族と一緒に食べます。妻からも、「夜勤で助かる」と言われています。
趣味であるゴルフの打ちっぱなしも、平日の午後に行くときがあります。混んでいない時間帯に行動できるのはお得ですね。
月1~2回の日勤のときだけは睡眠時間が不規則になって体調管理が大変ではあるものの、慣れると特に問題なく働けます。逆に夏は炎天下の中で作業をする必要が無いため、屋外での仕事にしては身体への負担は少ないかもしれません。
夏の空調着や冬の防寒具も会社支給でいただけるため、助かっています。
現場は和気あいあいとした、なごやかな雰囲気。
北陸軌道は、幅広い年代の方々が勤めているため、年齢を問わず、コミュニケーションできる人が向いていると思います。会社としても、年齢に関係なく、仕事のこともプライベートのことも話す、和気あいあいとした雰囲気がありますね。身体を使う仕事の中では、待遇面も充実しており、働きやすい会社だと思います。
オン/オフのスケジュール例
紹介した友人も2人入社。信頼できる会社だから自信をもって勧められる。
Jさん
職種経験:軌道工事経験10年目
所属:富山作業所
3年目で独り立ち、5年目で責任者に。
高校を卒業した2015年に北陸軌道の前身の会社に入社して以来、ずっと軌道工として働いています。入社したきっかけは、親の知り合いからの紹介です。当時は就職先も決まっておらず、夜型だったので、とくに夜勤の仕事にも抵抗はありませんでしたね。体力的にも、ずっと野球をしていたのでなんとかなるだろうと軽い気持ちで入社しました。
入社して1年目は、とにかく仕事を覚えることからはじまりました。現場によって、仕事内容は異なります。まずは仕事を覚えるまで、先輩の補助に就きながら学んでいきました。独り立ちできたのは、3年目くらいでしたね。5年目になると、責任者の資格を取りました。
今は責任者として現場を任されるときもあります。はじめて責任者として現場を任されたときは、やっぱり緊張しましたね。責任者は、指示を出して現場を回す必要があります。しかもその現場は、普段あまり経験しない難しい仕事でした。絶対に失敗できない緊張感がありましたね。
慣れると夜勤の方が楽!?
夜勤の仕事でやっていけるのか、不安に思われる方も多いかもしれません。ただ僕の意見としては、「夜勤って意外といいなぁ」と思います。
まずは家族との時間を取れること。夜勤明けの保育園のお迎えに行くこともできますし、夕ご飯は基本的に家族全員で食べます。今、6歳と4歳の子どもがいるのですが、日勤だけのスタイルよりも子どもたちとの時間を取れている気がしますね。もちろん、北陸軌道では柔軟に休みも取得できます。健康的でかつ家族との時間が取れているように思います。
むしろ僕の場合、日勤の方がつらいですね。10代の頃は、日勤で3日連続遅刻して怒られました(笑)。基本的に現場では、危ないことをしたり、物を頻繁に壊したりなど、よほどのことがない限り怒られません。そんな僕が、唯一怒られたのが寝坊です・・・。
一生続けられる仕事だから友人にもおすすめできる。
私が働いている富山作業所はメンバーが8名います。実はそのメンバーには、僕が誘って入社した友人が2人、そして実の弟もいるんです。彼らは元々別の仕事をしていたものの、転職を考えていて、北陸軌道に誘いました。同年代と比べても給料は高く、休みの多さなど環境面も整っていることは大きな魅力です。その結果、今では彼らも勤続年数7年を超えるベテランです。誘ってみて本当によかったなと思いますね。
今後もこの仕事を辞めることは考えられません。実際に70代になっても働き続けている人もいますし、長く働き続けられる仕事だと思います。
オン/オフのスケジュール例
北陸で軌道工になるなら、北陸軌道一択。いくつになっても続けられる仕事。
Yさん
職種経験:軌道工事経験25年目
所属:金沢作業所
スピードを意識しつつ、品質を最優先に。
約25年間にわたり、軌道工としてのキャリアを歩んできました。現場では、マネージャーとして現場の管理をしつつ、自分でも手を動かしながら作業をしています。大体の流れとしては、まずは点呼のときに大体の流れを説明し、その後作業に移ります。規模や工事内容によって、その日の作業内容は全然違いますね。
仕事の上で心がけているのは、品質を最優先にしつつも、決まった時間に仕事をしっかりと終わらせること。線路の仕事は夜、電車が動いていない時間に行い、始発までに完了しなければいけません。ただし、急ぎすぎた結果、品質不良で事故につながれば、多くの人の命に関わります。スピード感と品質、両方を大事にしています。
上司と部下ではなく、仲間同士だ。
職場の雰囲気はすごくフラットですね。私はベテランなのでマネジメントの立場を務めることが多いですが、現場では役職付けではなく「さん」付けで呼ばれています。メンバー同士の関係も、上司と部下というよりは、同僚同士という感じです。
僕が若手の頃は、ベテランの職人さんたちがけんかしたり、怒鳴られたりということもありましたが、今では全くありません。メンバーもおとなしい子からおしゃべりが好きな子までさまざまで、仲が良いですね。仕事の上でも支え合っています。
軌道工は、一人でする仕事ではない。
私は上級マイスターに認定されています。身が引き締まる思いがありつつも、自分が上級マイスターに本当にふさわしい人物なのだろうかと感じてしまうこともあります。というのも、軌道工の仕事は一人でできるものではないから。私が優れていたからできたのではなく、みんなで力を合わせたからこれまでやってこられたのです。もし同じ仕事をしていても、違う会社ならば違う結果になっていたかもしれません。周りのおかげで今の自分があると実感しています。
北陸軌道で、人生を歩む。
北陸で軌道工になるならば、北陸軌道一択です。私自身も前の会社からの移籍で、はじめはどうなるのか不安もありました。でも実際に入ってみると、北陸では最大規模で、待遇も職場環境も以前在籍していた会社よりも良くなって。以前よりも安心して働ける職場になりました。
軌道工の仕事は、いくつになっても続けられる仕事だと思います。実際、私が所属している金沢作業所では70代の方が2人います。たしかに体力的に、重たい荷物を持つような仕事はできません。しかし軌道工は、体力よりも手先の集中が求められるような仕事も多いので、年齢に合った仕事を担当しながら長く活躍できます。
ただ、若いうちに体力の必要な仕事ばかりに特化していると、年を取ってから覚えるのが苦しくなるため、はじめからさまざまな仕事にチャレンジするといいと思いますね。大体入社から3年で資格を取得できるようになり、一通りの仕事ができるようになると、現場のマネージャーの仕事も拓けていきます。北陸軌道で、共に人生を歩んでいきましょう。